総合総合sougou

  • 印刷
米朝両首脳の様子をテレビで見守る有本明弘さん(奥)、嘉代子さん夫妻=12日午前、神戸市長田区(撮影・中西大二)
拡大
米朝両首脳の様子をテレビで見守る有本明弘さん(奥)、嘉代子さん夫妻=12日午前、神戸市長田区(撮影・中西大二)

 史上初となる12日の米朝首脳会談では北朝鮮による拉致問題がどのように取り上げられるかに大きな関心が寄せられる。「トランプ米大統領は、拉致は許されないことだと伝えてほしい」「もう後がない。これまでの努力を無駄にしたくない」。拉致被害者の家族らは、成り行きを期待と不安の中で見守っている。

 神戸市出身の拉致被害者、有本恵子さん=失踪当時(23)=の父明弘さん(89)と母嘉代子さん(92)は、神戸市内の自宅のテレビで、両首脳が笑顔で握手する様子を見守った。嘉代子さんは「腹の内は分からないが、表向きは会談がうまく進んでいるように思う。トランプさんが拉致問題に強い姿勢で臨んでくれるはず」と話した。

 横田めぐみさん=同(13)=の母早紀江さん(82)は11日に記者会見し「とうとうここまできた。運動してきたかいがあった」と会談を歓迎し、「思うようにいかないだろうという半面、案外良い方にいくのかなという思いもある」と複雑な胸中を明かした。

 「家族はこれ以上待てない。即刻帰せというところから論議を始めて」と力を込めるのは、田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(80)。自身の病気や家族らの高齢化に触れ「被害者が帰ってきて親もきょうだいもいないのは悲劇だ。今年中は私も頑張るので、その間に帰して」と早期解決を求めた。

 松本京子さん=同(29)=の兄孟さん(71)は12日、鳥取県米子市で記者会見し「この会談から解決の道は開ける」と期待を込めた。一方で「失敗したら拉致被害者は助からないだろうと思っている」と緊張感もにじませた。

総合の最新
もっと見る

天気(7月23日)

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 20%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

  • 38℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ