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「案ずるより産むがやすし。あかんところは修正していけばいい」とエールを送る神吉宏充さん=姫路市駅前町、「大逆転将棋倶楽部」
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「案ずるより産むがやすし。あかんところは修正していけばいい」とエールを送る神吉宏充さん=姫路市駅前町、「大逆転将棋倶楽部」

 7月11日に開場する神戸市兵庫区・新開地商店街の演芸場「喜楽館」の昼席では毎日、上方落語を上演し、夜席は多彩な芸能を発信。19日の夜席にはプロ棋士、神吉(かんき)宏充七段(59)=加古川市=企画の「神戸で大逆転将棋」が催される。神吉さんは「落語と将棋の共通点は大衆的文化。皆さんに楽しんでいただけるイベントにする」と意気込む。(松本寿美子)

 こけら落としの中でも異色の番組は、同館建設の発案者で、大の将棋好きで知られる桂文枝・上方落語協会前会長(74)の熱烈なラブコールで実現した。

 2人は35年来の交流があり、将棋を手ほどきしたことも。文枝さんの「三枝」時代には、日本将棋連盟から「3、4、5」に掛けて5段を贈ったとか。

 「大逆転将棋」は、ハンディを与えられたプロと素人が対局するNHKのテレビ番組で有名だが、神吉さんは「テレビでは無理な企画を考えた」と明かす。

 それが昨今の時事を反映した「忖度(そんたく)将棋」。プロが素人の手をおもんぱかり、それに対する次の一手を先に指す。素人が実際に指した手は、正か否か。

 プロ棋士は、トークがさえる糸谷哲郎八段、実力ナンバーワンの里見香奈女流五段、19歳伸び盛りの石本さくら女流初段という豪華な顔ぶれ。素人対局者には「あの将棋大好き芸人も」とにんまり。

 さらに「文書改ざん将棋」も。指し手を記した棋譜に3カ所ほど間違いを書いておき、プロ3人がそれらをただしながら、投了図にたどり着けるかに挑む。

 斬新なアイデアで同館を応援する神吉さん。3月に自ら師範を務める将棋教室「大逆転将棋倶楽部」が姫路市にオープンしたばかり。愛好家の裾野を広げるため、初心者向けの動物将棋を使った婚活イベントを催すなど知恵を絞る。

 「とにかく継続。どの伝統文化にも、毎日新たなことを続けることが課せられている」と力を込める。

 午後6時半開演。前売り3千円、当日3500円。チケットぴあTEL0570・02・9999(Pコード597-410)

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