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ローリングストック法の普及活動に取り組む神戸学院大「防災女子」のメンバー=神戸市中央区港島1
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ローリングストック法の普及活動に取り組む神戸学院大「防災女子」のメンバー=神戸市中央区港島1

 大災害では電気や水道、ガスといったライフライン停止が想定される。阪神・淡路大震災で電気がほぼ復旧するのに2日、水道とガスは1カ月以上かかった。何をどう備えるべきなのか。神戸学院大社会防災学科の学生らのサークル「防災女子」に、「ローリングストック法」のメリットや、災害時の手軽でおいしいレシピを聞いた。

 厚生労働省が2011年3月の東日本大震災後に実施した「国民健康・栄養調査結果」では、食料を備蓄していると回答したのは47・4%にとどまった。国は発災後1週間生活できる蓄えを推奨する。

 ローリングストック法は食材を常に切らさない備蓄法で、災害時も日常に近い食生活を維持できる。同大学3年の防災女子、池上ひなのさん(21)は「災害が起きたら生鮮食品は流通しにくくなる。栄養バランスを保つための食材を意識して」と呼び掛ける。

 向いているのはレトルト食品や缶詰、干物など。保存期間は半年~1年程度と短いが、使って買い足せば賞味期限は気にならない。

 「カセットこんろやポリ袋も欠かせない」と話すのは2年の佐藤菜都さん(20)。ポリ袋を使った簡単レシピは豊富にあり、一つの鍋で複数の調理を同時に行えて便利という。

 防災女子らが作成した「災害食BOOK」は約30種のポリ袋調理法を紹介する。いち押しは、サバの水煮缶とふりかけのひじき、カット済みの冷凍ほうれん草のマヨネーズあえ。水に浸した白米を入れたポリ袋を鍋で30分ほど温めれば白ご飯も食べられる。

 監修した同大学栄養学部の伊藤智助教(42)は「日常の延長で災害に備える。南海トラフ巨大地震などの広域災害では避難所を開設できない可能性もある。必要な備蓄を日ごろから家庭で話し合ってほしい」としている。(金 旻革)

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