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明石市立中崎小学校の校舎から落下していたモルタル片(同市提供)
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明石市立中崎小学校の校舎から落下していたモルタル片(同市提供)

 大阪北部地震で、大阪府高槻市の女児(9)が通学する小学校のブロック塀の下敷きになり死亡したのを受け、兵庫県内の一部の教育委員会は18日、学校や幼稚園を対象に、塀や校舎など施設の被害状況を緊急点検した。

 兵庫県教委によると、西宮市の浜甲子園中学校で、ブロック塀にひび割れが見つかった。同市の広田小学校では校舎の壁に約10メートルの亀裂、猪名川町の中谷中学校ではグラウンドに長さ25メートルの亀裂が入ったという。

 神戸市では本山第一小学校(東灘区)で体育館の壁が一部落下するなど、計5小学校で被害が確認された。小学4年の息子がいる同市東灘区の女性(42)は「塀のひび割れが気になるようになった。改めて学校の設備を見直してほしい」と不安げに話した。

 明石市でも、中崎小学校のひさしからモルタル片が落下するなど計6校園で被害があった。三田市教委は塀やフェンスを中心に点検を指示。被害報告はなかったが、改めて市の技術職員らが各校を回り、損壊の恐れがないか確認する。尼崎市も市立の幼稚園や小中高校に、ブロック塀の安全性を確かめるよう指示した。

 文部科学省によると、公立学校は耐震化状況を調査しているが、ブロック塀は対象になっていないという。

 井戸敏三兵庫県知事は18日の会見で、18人がブロック塀や石塀の倒壊で死亡した1978年の宮城県沖地震にも触れ、「施設管理者がきちっと点検するよう、消防などを通じて注意喚起していく」と述べた。

 室崎益輝・兵庫県立大大学院教授(防災計画学)は「ブロック塀の倒壊は、発生が予想される南海トラフ巨大地震や直下型地震にも共通する課題」と指摘。「今回の被害を軽く見ず、教訓にしなければ」とした。

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