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通過するだけで車輪やパンタグラフなどの状態が点検できる装置=29日午後、京都府福知山市半田
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通過するだけで車輪やパンタグラフなどの状態が点検できる装置=29日午後、京都府福知山市半田

 JR西日本は、車両通過時に自動で不具合などを点検できる「車両状態監視装置」を初めて京都府福知山市の車両基地に設置し29日、報道陣に公開した。これまで作業員が目視などで行っていた部品の摩耗度などが分かり、車両トラブルの未然防止のほか、危険を伴う点検作業の負担軽減にもつながるという。約40億円を投じ、兵庫県の明石駅付近など管内の在来線の15カ所に順次設置する計画。

 同装置は2014年から検討を始め、6月11日に初めて同基地に設置した。線路をまたぐ門柱形で、超音波や高解像度カメラ、測定センサーを使ってパンタグラフや屋根上、車輪の振動の状態などを測定する。

 兵庫県北部を走る山陰線や福知山線では冬季、架線に付着した霜で車両のパンタグラフが切れ、運休に追い込まれるケースがあった。同基地には両路線の車両が出入りするため、今後はこうしたトラブルなども解消が期待できるという。

 同社は29日、従来の検査の様子も公開。作業員が時間をかけてタイヤを計測したり、目視で部品の摩耗を点検したりした。当面は監視装置と作業員による点検を並行するが、将来的には省人化も見据える。堀保史・検修課長は「装置で得られたデータを蓄積し、安全性に寄与するメンテナンスを追求したい」とした。

 台車亀裂問題のあった新幹線では、重要部品の温度を赤外線で測定する「台車温度検知装置」を新大阪-博多間の計5カ所に設置することが決まっている。(竹本拓也)

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