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ポーランド戦の終盤、パス回しで時間を稼ぐ日本代表にスタンドからはブーイングが浴びせられた=ボルゴグラード(撮影・堀内 翔)
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ポーランド戦の終盤、パス回しで時間を稼ぐ日本代表にスタンドからはブーイングが浴びせられた=ボルゴグラード(撮影・堀内 翔)
神戸新聞NEXT
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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たした西野ジャパン。歓喜の声の一方、1次リーグ最終戦のポーランド戦終盤、勝利を捨てて時間稼ぎのパス回しに徹した消極的な戦術に賛否が渦巻いた。神戸新聞社がツイッターで緊急アンケートを実施したところ、西野朗監督の采配を「当然」とする意見が半数を占め、批判は1割強にとどまった。ただ「理解できるが残念」との回答も3割を超え、モヤモヤ感を抱いた人も多かった様子が浮き彫りになった。

 アンケートは29日午後2時前に開始し、30日午前10時現在、約9千人が回答。ポーランド戦終盤での西野監督の采配についてどう思うかを選択式で尋ね、決勝トーナメント進出には当然=50%▽理解できるが残念=34%▽攻め込むべきだった=11%▽その他=5%-という結果だった。

 自由記述で寄せられたコメントには、采配を支持する意見が目立った。

 「W杯で一つでも上に行くための覚悟を持った作戦。結果論だけど、結果がすべて」

 「リーグ戦ならではの弱者の戦い方」

 「立派な戦術だ」

 W杯の直前に監督に就任し、前評判の高くなかったチームを決勝トーナメントに導いた西野監督の“覚悟”を「半端ない」と評した声もあった。

 時間稼ぎのパス回しについて「どこの国でもやるのでは?」と指摘した人は、1992年夏の甲子園で、明徳義塾高(高知)が星稜高(石川)の松井秀喜さんを5打席連続で敬遠した戦術を思い浮かべたという。

 決勝トーナメント進出という結果を評価しつつ、どこかすっきりしないという声も少なくなかった。

 「采配というより賭けに勝ったという感じ」「正直冷めた。世界のサッカー史には悪く残りそう」

 また日本が負けている状況での時間稼ぎだったため「判断は理解するが、大声で威張れることではない」と苦言を呈する人もいた。

 「サムライブルー」の愛称に誇りを感じるサポーターも多いだけに、「サムライ」らしからぬ戦術と受け止めた意見も多い。

 「堂々と戦うべき」「子どもに見せたくない試合」などに加え、「フェアに戦ってないのに、勝敗(決勝トーナメント進出)を分けたのがフェアプレーポイントという最高の皮肉」と手厳しい声もあった。(段 貴則)

【ポーランド戦での西野采配】日本代表は後半14分に先制点を奪われたが、その約15分後、別会場のセネガル-コロンビア戦でコロンビアが先制のゴール。このまま推移すれば決勝トーナメント進出が決まるため、西野朗監督はさらに失点するリスクや不要な警告を回避しようと、残り十数分、パスを回して時間稼ぎするよう指示した。全く攻めようとしない日本にスタンドからブーイングが浴びせられ、国内外で批判の声も上がった。

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