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学生へのPRなどについて語る兵庫県弁護士会「法曹の魅力発信プロジェクトチーム」座長の春名一典弁護士(左)ら=神戸市中央区内
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学生へのPRなどについて語る兵庫県弁護士会「法曹の魅力発信プロジェクトチーム」座長の春名一典弁護士(左)ら=神戸市中央区内

 司法試験の受験者数が3年連続で減少する中、兵庫県弁護士会が法曹界を目指す学生を増やそうと、PR活動に本腰を入れ始めた。神戸大学では今秋、弁護士が法律相談や刑事裁判の「いろは」を教える全14回の講義を初開催。若手弁護士を紹介する冊子を作ったり、中高生らが弁護士に質問するイベントを企画したり、あの手この手で魅力をアピールする。(田中宏樹)

 法務省によると、司法試験の受験者数は2014、15年には各約8千人だったが、16年6899人、17年5967人、18年5238人と減少傾向が続く。同省は「法学部生の進路選択の変化や法科大学院に通う経済的負担への不安など、複数の要因が考えられる」とする。

 同弁護士会の弁護士ら約20人でつくる「法曹の魅力発信プロジェクトチーム」は今年、若い世代の法曹離れを食い止めようと啓発に重点を置いた。10月から神戸大法学部で始まる講義の講師を同チームの弁護士7人が務める。法律相談への対応や刑事裁判での尋問の手続きなどを実践的に学べるのが特徴だ。

 都道府県の弁護士会が大学で連続した講義を持つのは珍しいといい、同チーム座長の春名一典弁護士は「法律を覚えるだけでなく、具体的事案で多角的な見方や論理的な思考を体験してほしい」と話す。

 このほか、3月に若手弁護士8人が志望理由や魅力を語る冊子を約5千部製作。7月下旬からは「弁護士に会ってみよう!」と題して中高生や大学生が弁護士に仕事内容などを尋ねる企画も展開する。

 兵庫は弁護士が都市部に集中する傾向が顕著だ。そこで、地方の学生に法曹の仕事を身近に感じてもらい、地元で活動する弁護士を増やそうとの狙いもあるという。

 春名弁護士は「弁護士は法廷に行くというイメージが強いが、今は働き方が多様化している。さまざまな業務の形を知ってほしい」と呼び掛ける。

 「弁護士に-」は7月20日から8月31日の希望する日時で、弁護士と事務所や県弁護士会館(神戸市中央区)で会い質問できる。個人やグループで申し込みができる。要予約。無料。

 県弁護士会TEL078・341・7061

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