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山から立ち木が流れ込み、激しく破壊された電機部品工場=9日午前10時39分、宍粟市一宮町河原田(撮影・小林良多)
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山から立ち木が流れ込み、激しく破壊された電機部品工場=9日午前10時39分、宍粟市一宮町河原田(撮影・小林良多)

 活発な梅雨前線による西日本豪雨は9日までに、各地で被害が拡大し、死者は新たに佐賀県で1人が確認され12府県計104人に上った。安否不明者は80人以上。中国・四国地方を中心とした被災地では救助や捜索が続いた。気象庁は大雨特別警報を全て解除したが、引き続き土砂災害や河川氾濫への警戒を呼び掛けた。総務省消防庁によると、8日午後9時時点で15府県の避難所に計2万3千人が身を寄せた。

 兵庫県内でも、家屋の浸水などの被害が拡大した。宍粟市では土砂崩れで押しつぶされた民家から、連絡が取れなくなっていた男性1人の遺体が発見された。西日本豪雨による県内の死者は2人、重軽傷者は10人となった。避難指示と避難勧告は、神戸市内など一部地域で発令が続き、神戸地方気象台は土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 宍粟市一宮町公文の小原集落では8日、土砂崩れで押しつぶされた家屋から男性(63)の遺体が見つかった。道路が寸断され、隣の集落とともに計19人が孤立していたが、自宅に残ることを希望した3人を除く16人が県消防防災ヘリで救助された。

 県によると、9日午前8時時点で土砂崩れは計239カ所で確認。宝塚市では民家の倉庫などが壊れた。家屋の床上浸水は丹波市を中心に65棟に上り、床下浸水は331棟となった。家屋の全壊は宍粟市で3棟、半壊は神戸と三木市で2棟、一部損壊は15棟だった。

 避難指示は神戸市の451世帯913人、避難勧告は淡路市など3市47世帯91人に発令中。避難所はピーク時で県内37市町5940人が避難。9日朝は4市で70人が避難を続けている。

 県は9日午前、救援物資の確保や仮設住宅の整備など、被災者支援業務を助言する「災害マネジメント総括支援員」ら職員2人を広島県呉市に派遣。県内市町も岡山県などへの職員派遣を始めた。県内病院の災害派遣医療チーム(DMAT)は岡山県で活動を始めている。(金 旻革、古根川淳也)

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