総合 総合 sougou

  • 印刷
AIの活用を説明する関西学院大の村田治学長(左端)ら=東京都千代田区
拡大
AIの活用を説明する関西学院大の村田治学長(左端)ら=東京都千代田区
就職活動支援のチャットボットの活用例(関学大提供)
拡大
就職活動支援のチャットボットの活用例(関学大提供)

 関西学院大(兵庫県西宮市)は10日、日本IBM(東京)と進める人工知能(AI)に関する共同事業の発表会を東京都内で開いた。就職活動に関する学生の質問にAIがチャット形式で応答する「チャットボット」を今月2日から使い始めているほか、AIの活用を学ぶ新科目を来年4月に開講する。

 関学大と日本IBMは2017年9月から、AI分野での産学連携や人材育成、学生生活の支援策などを共同で検討してきた。

 チャットボットは、IBM社のAI「Watson(ワトソン)」に、同大学キャリアセンターが過去に受けた1万を超える質問や学生特有の言葉使いなどを学習させて開発した。AIが就活の開始時期や学内の企業説明会の日程、自己分析に役立つツールなどをパソコンやモバイル端末を通して回答。詳しい説明や相談が必要なケースは同センターにつなぐ。学生の利便性向上とともに、担当職員がエントリーシートの添削など実質的な指導に力を注げる利点もあるという。

 日本IBMによると、チャットボットは稼働から1週間で約2500件の質問を受け、8割程度に返答できた。これまで同センターを使わなかった学生の利用も多く、同センターは「対面の相談に来づらいという学生の敷居を低くする効果も期待している」と話す。

 また、来年4月から全学部生を対象に、AIを活用し社会的課題を解決する人材の育成を目指す10科目を新たに開講する。IBMの協力のもと、基礎知識からプログラミング、大量のデータを解析する「データサイエンス」までを体系的に学ぶ。

 関学大の村田治学長は「今後、AIを使いこなす人材が必ず必要になる。育成は大学教育が担うべき分野だ」と述べた。(大盛周平)

総合の最新
もっと見る

天気(11月14日)

  • 18℃
  • ---℃
  • 20%

  • 15℃
  • ---℃
  • 60%

  • 17℃
  • ---℃
  • 10%

  • 17℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ