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土砂を取り除いた後、床板の泥を落とすボランティアら=10日午後2時38分、丹波市春日町山田(撮影・尾藤央一)
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土砂を取り除いた後、床板の泥を落とすボランティアら=10日午後2時38分、丹波市春日町山田(撮影・尾藤央一)

 兵庫県内にも大きな爪痕を残した西日本豪雨。土砂崩れや床上浸水などが相次いだ県内の被災地では10日、ボランティア活動が本格的に始まった。各地で最高気温30度を超える暑さが続く中、メンバーらは泥のかき出しやがれきの撤去に汗を流した。一方、関係者からは「まだまだ手が足りない」との声も上がった。

 大規模な土石流が押し寄せた宍粟市一宮町河原田地区には、ボランティアら13人が駆けつけた。

 同地区の新聞販売店従業員宅は流木が直撃して窓ガラスが割れ、乗用車5台が壊れた。商工会青年部などが、1メートル以上の高さまで残った泥をスコップでかき出したり、岩を運び出したりした。

 同青年部の英保吉信さん(39)は「一日も早く日常を取り戻してほしい」と汗をぬぐい、住民は「たくさんの人が来てくれて助かった」と感謝していた。

 ボランティアの受け入れを調整する同市社会福祉協議会は「1日ではとても片付かない。数日は支援を続けたい」としている。

 17棟が床上浸水、227棟が床下浸水した丹波市。市社会福祉協議会による災害ボランティアセンターには市民20人が集まった。

 会社員の男性(65)=同市=宅は床上まで浸水した。「4年前の丹波豪雨以上に被害が大きい」と、男性。ボランティア10人が朝から畳や床板を上げ、泥水や土砂をかき出した。

 「災害支援ボランティアネット丹」の下田新二郎代表(69)は「平日はメンバーも限られるが、少しでも力になれたら」と語った。

 同協議会によると、被災者からのボランティア派遣要請は市内で13件。約50人募集したが、不足しており、11日からは県内在住者に対象を広げるという。(井上太郎、尾藤央一)

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