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エアコンがなく、窓を全開にした教室で授業に臨む児童ら=姫路市伊伝居、城北小学校
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エアコンがなく、窓を全開にした教室で授業に臨む児童ら=姫路市伊伝居、城北小学校
神戸新聞NEXT
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 連日の猛暑で学校へのエアコン設置を求める声が高まる中、小中学校の全普通教室へのエアコン設置について、兵庫県内41市町のうち14市が整備済み、8市町が整備する方針である一方、19市町は必要性を認めながらも設置に踏み切れないでいることが20日、各市町への取材で分かった。

 文部科学省や兵庫県教育委員会の統計を基に県内全41市町に整備状況・方針を聞き取った。神戸や阪神間など14市が整備を完了。今後の整備方針を示した8市町では、夏休みの短縮による授業時間確保を念頭に、中学校を優先的に整備し、続いて小学校でも設置を進めようという考えが多く聞かれた。

 一方で整備に踏み切れず「検討中」とした市町では「多額の予算が必要になる」(姫路市)として財政面の課題を挙げる意見が目立った。「全小中学校への整備は未定」としつつも、三田市は中学校で完備、福崎町は特定の学年の教室から整備を計画するなど、優先順位を付けることで対応する自治体もあった。

 政府も学校へのエアコン設置を急ぐ財政措置の検討に入った。赤穂市教委の担当者は「整備の時期を可能な限り早めたい」とした。

 文科省の統計によると、小中学校普通教室への設置率(2017年4月時点)は東京都の99・9%が最も高く、兵庫県は58・8%で全都道府県の15番目だった。(井沢泰斗)

【今や最低限の環境設備 名古屋大大学院の内田良准教授(教育社会学)の話】 愛知県豊田市の小学校で校外学習から戻った1年生男児が熱中症で意識不明となり、亡くなった。屋外から教室に戻ってきても30度超えという環境は問題。地域の事案で終わらせず全国的な議論が必要だ。勉強に集中するだけでなく、体を休める場所として教室のエアコンは不可欠で、今や最低限の環境設備と考えてほしい。

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