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神戸に姿をみせたベニアジサシ。小魚をついばむ様子も=神戸市垂水区、アジュール舞子
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神戸に姿をみせたベニアジサシ。小魚をついばむ様子も=神戸市垂水区、アジュール舞子

 奄美大島や沖縄本島など日本ではごく一部の地域にしか飛来しない夏鳥のベニアジサシが神戸市垂水区の海水浴場「アジュール舞子」に姿を見せている。青い空と海を背に舞う姿が、浜辺に涼を誘う。

 チドリ目カモメ科で全長33~43センチ。英国やアフリカ、東南アジア、インド洋の島々などで繁殖する。黒い頭部、赤いくちばしと足が特徴で、環境省のレッドリストでは絶滅の危機が増大している種として絶滅危惧2類に指定されている。

 アジュール舞子には数十羽が飛来。一回り小さいコアジサシの群れに交じって、飛び回ったり海面の小魚をついばんだりしている。

 「日本野鳥の会ひょうご」の記録では、兵庫県内初の飛来例。7月下旬ごろに南西諸島付近を通過した台風10号による強い南風の影響で迷い込んだとみられる。同会幹事の北野光良さん(53)は「えさに困った様子はなく、しばらく神戸に滞在するかもしれない」と話している。(大森 武)

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