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 兵庫県内の過疎化が進む地域で、活性化に取り組む大学や団体が意見交換する「ひょうご地域創生ネットワーク」が10日、神戸市中央区の兵庫県民会館で開かれた。但馬や丹波、播磨地域などで活動する12のグループが大学間との連携や活動の継続性など、それぞれが抱える課題を話し合った。(前川茂之)

 大学生が地域に入り、まちづくりをする取り組みは全国で広まりつつある。県は大学が地域に活動拠点を構える場合、最大350万円を補助する制度を創設。2016年度から北播磨や西播磨、但馬、丹波、淡路の5地域に12の拠点を整備した。17年度からは大学間の連携を進めた際の補助制度も作り、活動のさらなる活発化を促す。

 豊岡市日高町や香美町小代で活動する園田学園女子大学の大江篤教授は「地域の課題は多岐にわたり、一つの学問領域では解決できない。専門分野を超えた横断的な取り組みが必要」と指摘。町家の整備などを進める西播地域の団体からも「経営系の学生に来てもらっているが、古民家再生などのためには建築系の大学ともつながりたい。そのつてが見つからない」など、地域ニーズに沿って大学側の支援も複合的にすべきとの意見で一致した。

 丹波市青垣町で交流イベントを開いている関西国際大学の谷口一也准教授は「各大学の取り組みを公表し情報交換すれば交流につなげやすい」と活動情報を集約したホームページの作成を提案。ほかにも「連携調整役の負担が大きくなり過ぎないよう、持続可能な仕組みづくりが必要」などと活発な意見が飛び交った。

 また、受け入れる地域の意見として「大学生の意見は新鮮でとても刺激的だが、若い人たちは結局、ほとんどが将来、都会へ出て行く。どこまで取り入れていいのか迷う」といった率直な意見も出された。

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