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ホテルの催しに登場した「はばタン」(左)と「しろまるひめ」=神戸市垂水区東舞子町
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ホテルの催しに登場した「はばタン」(左)と「しろまるひめ」=神戸市垂水区東舞子町

 猛暑のピークは過ぎたようだが、残暑も厳しくなりそうな今夏。地域の魅力をPRするゆるキャラたちも、熱中症対策が欠かせない。着ぐるみの中はサウナのような暑さになるため、10~15分に1回は休憩を取り、小まめに水分を補給するという。ただ「『中の人』はいない」という設定のキャラクターが多く、「人前での水分補給が難しい」との苦労も。夏休みの催しなどで引っ張りだこの人気者は、こっそりと対策に取り組んでいる。(末永陽子)

■15分で限界、体中に冷却シート

 今月12~14日、神戸市垂水区のシーサイドホテル舞子ビラ神戸に、兵庫県のマスコット「はばタン」らが登場し、子どもたちとの記念撮影や握手に応じた。

 県内のゆるキャラ約20体がフロントや宴会場に代わる代わる登場したが、その裏では熱中症対策に追われていた。内側に扇風機を備えた着ぐるみは1体だけ。他は冷房の効いたホテル内で着用しても、10分以上たつと汗だくになるという。

 ホテルの担当者は「着用時間を守り、なるべく涼しい場所で過ごすよう注意している」と語った。

 2006年に開かれた「のじぎく兵庫国体」。開幕前のイベントで、はばタン43体のうち11体が熱中症で救護テントに搬送される“事件”が起きた。

 今年の夏は猛暑を記録する日が相次いでいるが、県によると、はばタンの貸出件数は例年並みで、その人気ぶりは健在。過去の反省を生かし、小まめな水分補給と長時間の着用を避けるよう呼び掛ける。

 豊岡市も、市のキャラクター「玄さん」を貸し出す際、炎天下での着用は15分以内▽小まめに水分補給する▽なるべく複数の人が交代で着用する-など13項目をまとめた使用書を渡し、対策を徹底している。

 姫路市のイメージキャラクター「しろまるひめ」。チャームポイントの“色白肌”を守るためという名目で、木陰の下を歩いて暑さをしのぐ。7月下旬には、姫路城に登場する時間帯を1時間前倒しにして、炎天下を避けたという。

 「中の人」がいないという前提で活動するキャラクターたちは、特に苦労している。

 ある着ぐるみを着た担当者は、体に冷却シートを貼り、人目を避けながら15分ごとに水分を補給してホテルの催しを乗り切った。担当者は「簡単に着脱できないため、水を飲むのも一苦労」とこぼすが、地元の観光PRの役割を背負うだけに「夏休みは多くの人に顔を売るチャンス。出番は減らせない」とジレンマを明かした。

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