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一夜を過ごした避難所で朝食用のおにぎりをもらう被災者たち=1995年1月18日、西宮市、安井小学校
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一夜を過ごした避難所で朝食用のおにぎりをもらう被災者たち=1995年1月18日、西宮市、安井小学校
「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」の運動成果を確認する関係者ら=東京都台東区
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「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」の運動成果を確認する関係者ら=東京都台東区

 阪神・淡路大震災で、ボランティアらが届けた「おむすび」にありがたみを感じたことを原点に、兵庫県の音頭で1999年に設立された全国組織「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が、一定の役目を果たしたとして31日、解散した。米の消費拡大運動を通じ、和食や農業・農村の再評価に貢献し、20年目で幕を閉じた。

 大震災では真っ先に県内の農家らがおむすびを作り、被災地に届けた。県は大都市周辺に農村があり、食料が蓄えられている重要性を改めて認識。当時の貝原俊民知事が食料の諸問題を考え直そうと「おいしいごはんを食べよう県民運動」を提唱し、97年に始めた。

 運動を全国で繰り広げるため、都道府県や団体、企業などに働きかけ、99年、県を事務局に協議会が発足。2000年には、米の大切さやボランティアの善意を忘れないために、震災が起きた1月17日を「おむすびの日」とした。さらに、朝ごはんの献立を募集するキャンペーン、試食やクイズを催す地方大会などで啓発に取り組んだ。

 全国各地にごはんの消費拡大運動が広がり、協議会で一律に展開する意義が薄れたこともあり、解散を決めた。31日に東京都内で総会が開かれ、公益社団法人「米穀安定供給確保支援機構」(東京)に運動理念や「おむすびの日」の登録を引き継ぐセレモニー、たじま農業協同組合(豊岡市)などによる活動事例の発表会があった。

 出席した井戸敏三知事は「全国で多くのおいしいブランド米が開発され、流通するようになった。これからもそれぞれの地域で日本食の良さを普及啓発していきたい」と話した。(藤森恵一郎)

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