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松尾芭蕉が近江の女性に宛てた手紙=柿衞文庫
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松尾芭蕉が近江の女性に宛てた手紙=柿衞文庫

 俳諧の収蔵・展示で知られる「柿衞文庫」(兵庫県伊丹市宮ノ前2)は6日、松尾芭蕉(1644~94年)が、交友のあった女性に宛てた直筆の手紙1通が新たに見つかったと発表した。女性が読みやすいように平仮名を多用した平易な言葉選びが特徴という。10月6日から同文庫で開かれる特別展「芭蕉の手紙」で一般公開される。

 新たに見つかった手紙は今年6月、同文庫が京都市に住む個人から提供を受け、鑑定を進めていた。

 同文庫によると、紀行文「奥の細道」の執筆中に滞在した近江(現滋賀県)の荷問屋、河合智月への返信として1693(元禄6)年に江戸から送った手紙。智月宛てはこれまでに5通見つかっているが、今回が最も長文という。

 手紙は2枚にしたためられ、茶を送ってもらったお礼や智月の弟、世話になった荷問屋の従業員らへの感謝などのほか、自身の体調にも触れている。

 同文庫の評議員を務める神戸大の堀信夫名誉教授(近世文学)は「芭蕉が多くの人の世話になりながら滞在先で暮らしていたことが確認できる貴重な資料」と評した。

 特別展は11月11日まで(月曜休館)。芭蕉直筆の手紙など約60点を展示する。一般700円、大高生450円、小中学生350円。柿衞文庫TEL072・782・0244(竜門和諒)

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