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立会人の先崎学九段(右)に封じ手を渡す豊島将之棋聖(右から2人目)。左手前は菅井竜也王位=神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」
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立会人の先崎学九段(右)に封じ手を渡す豊島将之棋聖(右から2人目)。左手前は菅井竜也王位=神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」
70手、菅井4九飛まで
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70手、菅井4九飛まで

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第6局が10日午前9時、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」で始まり、午後6時、先手番の豊島が71手目を封じて1日目を終えた。

 菅井の3勝2敗で迎えた本局はシリーズ初の相穴熊に。大駒が乱舞する激しい展開となった。菅井は左銀を繰り出して歩得に成功。豊島は菅井の手に乗って金銀4枚の堅陣を築き、2四歩(43手目)からの攻めを決行、互いに飛車を成り込むさばき合いとなった。

 菅井が竜と桂の両取りに打った1五角(66手目)に対し、豊島の選んだ2五桂(67手目)が岐路の一手で、飛車角交換に進んだ。菅井が4九飛(70手目)と打ち込んだ局面で豊島が約1時間長考し、次の手を封じた。立会人の先崎学九段は「先手は桂得、後手は2枚飛車が主張。先手はいい位置に馬をつくり、粘り強く指す方針だろう。長期戦になりそう」と語った。

 持ち時間は各8時間。1日目の消費時間は豊島4時間43分、菅井2時間39分。2日目の11日は午前9時に再開し、夜までに決着する見通し。

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