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北東から見た完成予想図(左が1期ビル)。タワー部は一部の角を切り落として洗練されたデザインとなっている
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北東から見た完成予想図(左が1期ビル)。タワー部は一部の角を切り落として洗練されたデザインとなっている
神戸新聞NEXT
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 神戸の玄関口・三宮再整備のシンボル的存在となる高層ツインタワー1期ビルを建設する再開発会社が、具体案を作成する事業協力者に、三菱地所や神鋼不動産など5社でつくるグループを選んだことが10日、分かった。世界的建築家の坂茂(ばんしげる)氏がデザインを手掛け、タワーの多くの部分をオフィスに充てる。JR大阪駅北の「グランフロント大阪」も開発した三菱地所などが、三宮駅直結の立地の良さを生かして企業約50社を誘致し、計約1500人が働く場を創出するとしている。(霍見真一郎)

 東京五輪のメインスタジアム「新国立競技場」を手掛ける建築家隈研吾(くまけんご)氏を擁した森ビル都市企画中心のグループはホテルを核としたプランを提案したが、敗れた。

 高層ツインタワーは、神戸市中央区雲井通5、6丁目に計画。中央区役所や市勤労会館、商業ビル「サンパル」がある5丁目に1期ビルを、商業ビル「サンシティ」が立つ6丁目北地区に2期ビルを配置する予定で、今回の事業者は1期ビルを担当する。

 三菱地所などが提案したプランは、地下3階、地上32階で延べ約10万平方メートル。中・低層部には西日本最大級のバスターミナルや新しい神戸文化ホールが入り、タワー部は15フロア分をオフィスに割り当てる。中・低層部屋上に設ける庭園に面する「スカイライブラリー(図書館)」も入る。

 デザインを手掛ける坂氏は、阪神・淡路大震災で被災した同市長田区のカトリックたかとり教会を始め、国内外の被災地で建築を通じた支援をしてきた。2014年には建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を受賞した。

 プランの最大の特徴は、タワー部の6割超を占めるオフィスフロア。貸しオフィスの空室率が低い神戸の一等地にまとまった空間が創出されるだけでなく、同グループが自ら床を取得した上で、企業を誘致する。

 事業協力者に応募したのは2グループ。選考に敗れた森ビル都市企画などのグループは、隈氏によるらせん状の吹き抜けや自然素材を生かした斬新な空間デザインなど事業計画では三菱地所などのグループに勝ったが、事業の実施体制や中・長期的な継続性などの評価で地所側が上回った。

 再開発会社によると、1期ビルの着工は20年度、完成は25年度を予定している。

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