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菅井竜也王位(左)に勝ち、対戦成績を3勝3敗のタイに戻した豊島将之棋聖=11日午後、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」
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菅井竜也王位(左)に勝ち、対戦成績を3勝3敗のタイに戻した豊島将之棋聖=11日午後、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」
【投了図】165手、豊島4五角まで
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【投了図】165手、豊島4五角まで

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第6局は11日午前9時から神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で指し継がれ、午後4時31分、先手番の豊島が165手で勝ち、対戦成績を3勝3敗のタイに戻した。

 持ち時間各8時間のうち残りは豊島12分、菅井2時間48分。最終第7局は26、27日、東京都の都市センターホテルで行われる。

 6局連続で菅井の振り飛車、豊島の居飛車という構図で、相穴熊の持久戦となった本局。双方とも攻防の秘術を尽くした大激戦を豊島が制した。

 2日目は菅井が2枚の飛車で攻め、豊島が2枚の角で受ける展開になった。終盤、豊島が8三金(131手目)と打った局面は千日手が予想され、指し直しかと控室はどよめいた。菅井は8二銀打(132手目)で千日手を回避したが、豊島は一転、7九金打(137手目)、8九香(145手目)と頑強な受けで自玉を安全にすると、7四角(151手目)から後手玉を寄せ切った。

 立会人の先崎学九段は「相穴熊の難解な競り合いが続いたが、終盤で菅井王位に致命的なミスが出た。豊島棋聖は終始落ち着いていた」と振り返った。

【豊島将之棋聖の話】序中盤はよく分からなかった。終盤に入って自信がある局面もあったり、ない局面もあったりで、自分の中で形勢判断が揺れていました。7四角(151手目)と切ったところでいけそうかと思いました。

【菅井竜也王位の話】封じ手の辺りは手が広いので、よく分からなかった。終盤の8二銀打(132手目)が悪かった。代わって、8二に金を打つべきでした。その後にうっかりがあって、いっぺんに駄目になってしまいました。

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