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 神戸市が、市立須磨海浜水族園(同市須磨区)の新設民営化に合わせて周辺の須磨海浜公園を再整備し、一体的に民間事業者に運営させる方針を固めたことが12日、分かった。整備は民間資本を活用し、計画段階から運営事業者を公募。公園内の市立国民宿舎「シーパル須磨」は改修などし、松林を残しながらカフェなど新たな集客施設も設けてもらう。2023年度の再オープンを目指す。

 昨年60周年を迎えた同水族園は老朽化が進み、市は民間資本による現地建て替えを決めた。海浜公園の中核施設のリニューアルを機に、民間のノウハウを活用し、公園全体を関西屈指のレジャーエリアに生まれ変わらせる狙い。

 海浜公園約14ヘクタールのうち、再整備対象は東側のテニスコートなどを除く約11ヘクタール。自然景観を守るために建築制限がある「風致地区」のため大規模に開発できないが、クロマツ約500本の松林周辺にカフェや海産物直売所を設けられるようにする。

 シーパル須磨は改修か公園内での建て替えを条件とする。公園内にはジョギングコースや多目的広場があり、夏以外の集客を目指す須磨海岸と一体となって年間を通じて家族連れなどが楽しめるイベントの企画も求める。

 水族園は現在、19年度までの指定管理期間で、水族館事業を手掛ける「アクアメント」と、神戸観光局などでつくる共同事業体が運営。駐車場などの維持管理は市の外郭団体「市公園緑化協会」が受託している。

 市によると、同エリアを一体運営する事業者は早ければ19年夏までに決定。事業費は数百億円規模になるとみられ、大部分を事業者が負担する。

 市観光企画課は「海浜公園全体のリニューアルで、海水浴場との相乗効果や須磨全体の集客につながる」と期待している。

(若林幹夫)

【須磨海浜公園】 正式名称は「海浜公園」。太平洋戦争末期の1945年6月の空襲で焼失した住友財閥の住友家別邸跡。神戸市が跡地の寄贈を受けて整備し、51年に開園した。今も別邸の石垣や正門門柱が残る。後に市が周辺の民有地を買収し、現在の海浜一帯に広がった。白砂青松の景観が特徴的。57年には須磨海浜水族園の前身須磨水族館がオープンした。

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