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姿勢を意識し、片足でバランスを取りながら手を上げる児童ら=神戸市東灘区住吉東町4
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姿勢を意識し、片足でバランスを取りながら手を上げる児童ら=神戸市東灘区住吉東町4

 朝の体操でスイッチオン-。神戸市立住吉小学校(同市東灘区)の児童らが始業前、オリジナル体操に取り組んでいる。姿勢を正し、体幹を鍛えてけがを予防するため昨年末に導入。自由参加ながら200人を超える日もあるという。体を動かす楽しさに加え、参加回数に応じて「マスター」の称号を得られる仕組みが児童の早起きも後押しする。

 午前8時の中庭にゆったりとした音楽が流れると、児童らの準備運動が始まる。次第に音楽は激しくなり、肘や太ももを交互に打つ体操では「ひじひじ・ふともも・パンチパンチ・ばってん」と声をそろえて一体になった。約5分間で額に汗をにじませる児童もいた。

 名付けて「笑顔が生まれる姿勢体幹体操」。同校近くの「いとう鍼灸整骨院」院長、伊藤勇矢さん(33)が姿勢改善やけがの予防などを目的に考案して同校に紹介。昨年12月から朝の行事に取り入れられた。今月末の運動会でも全校児童が披露するという。

 指導する養護教諭の大西吏津子さん(50)によると、自由参加のため当初は20人ほどだったが、多いときには約240人が集まることもあるという。別の教諭(45)は「体操に熱心な児童は朝からはつらつとし、授業中の姿勢も素晴らしい」と効果を挙げる。

 体操には米大リーグの前田健太投手が登板前にする「マエケン体操」をまねた動きを取り入れるなど、児童が楽しめる工夫も。さらに参加意欲を高めるのが“昇級制度”だ。

 児童には緑のカードが配られ、参加すればスタンプが押される。10個ごとに受けられる昇級テストで「初級」「中級」などに認定され、体操時の注意点などを尋ねる筆記試験や実技試験に合格すると、最高位の「マスター」に。マスターの児童は前に立って体操の手本を示すことができる。

 現在7人いるマスターの一人、5年の男児(11)は体幹を鍛えて野球がうまくなるために参加したといい、「声をそろえて体を動かすときの一体感がたまらない。暑い日も寒い日も参加して体操を広めたい」と語った。(末吉佳希)

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