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会話を楽しみながら食事する参加者=明石市大久保町西島
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会話を楽しみながら食事する参加者=明石市大久保町西島

 兵庫県明石市は25日、1人暮らしの65歳以上を対象に、中学校給食を活用し温かい昼食を提供する兵庫県内初のモデル事業「みんなの給食プロジェクト」を始めた。食事を通じて孤立防止を図り、地域コミュニティーの再生につなげる狙いだ。(藤井伸哉)

 同市によると、市内に住む65歳以上の独居者は約1万5千人。市は本年度、中学校で全校給食を始めたのを機に、給食を調理し配送する給食センターを高齢者にも活用することにした。

 2018年度当初予算に228万円を盛り込み、地域の拠点施設5カ所で年度末までに各8~10回を実施。近隣の居住者を対象に、実費相当の1回300円で、中学生と同じ、栄養のバランスが取れた給食を提供する。19年度以降は、障害者や引きこもりの若者らへ対象を広げ、市内全域での実施も検討する。

 初回は江井島コミュニティ・センター(明石市大久保町西島)で開かれ、地域住民が、高野豆腐と野菜の煮物やほうとう汁、ご飯を配膳。参加した16人は健康や孫のことなどを話しながら、食事を楽しんだ。

 学生時代は給食がなかったという女性(82)=同市=は「1人の食事は味気なく、食べないこともある。給食はおいしく、元気をもらえた」と笑顔だった。

 市高年介護室は「全国でも珍しい取り組み。高齢者の状況把握につなげ、元気の源にしてほしい」とする。厚生労働省老健局振興課は、同様の活用事例はデータがなく不明としながら、「給食センターを生かして高齢者を支えている。他の自治体の参考にもなる」と話した。

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