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新たに外壁損傷が見つかった世界平和大観音像=淡路市釜口
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新たに外壁損傷が見つかった世界平和大観音像=淡路市釜口
上が今回見つかった損傷部分。下は4年前に外壁がはがれ落ちてできた穴
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上が今回見つかった損傷部分。下は4年前に外壁がはがれ落ちてできた穴

 兵庫県淡路市釜口に放置されたまま老朽化が進む「世界平和大観音像」で、外壁の一部が新たに1カ所はがれ落ち、穴が開いた状態になっていることが3日、分かった。9月30日に淡路島に接近した台風24号の風雨が原因とみられる。台風による壁面の落下は2014年8月に続き2度目で、近くの住民らは「さらに崩落するのでは」と不安を募らせている。

 観音像は高さ約100メートルのコンクリート製で、5階建て台座部分がある。国道28号沿いで1983年に建設された。その後、同市出身の所有者男性が亡くなり、相続した家族も死亡したため、06年から放置されている。地元の要望を受けた市が11年に内部を調査し、入り口を封鎖した。

 今回の損傷箇所は地上70メートル付近で、横約2メートル、縦約1メートルがはがれた。4年前は地上60メートル付近で1~2メートル四方が落下した。

 住民の通報を受けた淡路市は1日、現地を調査。落ちたコンクリート片は見つからず、民家などへの被害報告はないという。市は相続財産管理人の大阪の弁護士事務所に連絡し、対応を求めた。

 釜口連合町内会の山本朋文会長(66)は「現状では地元として何もできない。台風のたびに不安だが、多くの住民があきらめている」と肩を落とす。

 市は「周辺住民や通行人らの安全確保に徹し、対策は相続財産管理人にお願いしている」とする。8月の台風20号では台座部分の防水シートがはがれて垂れ下がったが、相続財産管理人が撤去した。同管理人の弁護士事務所は、神戸新聞社の取材に「何も答えられない」とした。(内田世紀)

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