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追悼碑に花を手向ける被爆者ら=神戸市中央区橘通3
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追悼碑に花を手向ける被爆者ら=神戸市中央区橘通3

 原爆で命を落とした人たちを悼む「兵庫県原爆死没者追悼慰霊祭」が5日、神戸市中央区の婦人会館で営まれた。県内在住の被爆者や遺族ら約50人が献花し「核兵器なき世界」の実現に向け努力していくことを改めて誓った。

 県原爆被害者団体協議会が毎年実施。県疾病対策課などによると、県内で被爆者健康手帳を持つ人は3204人(2017年度末現在)で、平均年齢は82歳を超えているという。

 慰霊祭では、8歳の時に長崎で被爆した伊丹市の鹿島孝治さん(81)が追悼の言葉を述べた。隣家の少女が亡くなったことや、火葬場となった校庭で朝礼のたびに白い骨を拾った体験を振り返り「このような悲劇を繰り返さないように、命の限り訴え続けたい」と力を込めた。6年前に88歳で他界した母貴美栄さんが広島で被爆したという黒田一美県議(64)=神戸市垂水区=も出席。「これからは私たち被爆2世が、経験と教訓を引き継いでいかなければならない」と話した。

 出席者からは、核兵器禁止条約に参加しない日本政府への不満の声も多く聞かれたが、同協議会の岡辺好子理事長(89)は「核廃絶に向けてたゆまぬ努力を続けていく」と前を向いた。(黒川裕生)

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