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雨が降ってもつぶれないプラスチックのシデ。紙のシデは祭り本番までビニール掛けだ=姫路市豊富町(撮影・大山伸一郎)
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雨が降ってもつぶれないプラスチックのシデ。紙のシデは祭り本番までビニール掛けだ=姫路市豊富町(撮影・大山伸一郎)

 灘のけんか祭りをはじめとする浜手の祭りから、今や播磨一円を席巻するいきおいのシデ棒。青竹の先に固定した何十枚もの色紙を丸く広げた、アレである。

 シデは漢字で書くと、紙手。あるいは四手や指手、神手と書くともいう。シデは屋台がぶつからないように、電柱をバンバンたたいて指示したりするから、指手なのか。神人一体となる祭りだけに神手なのか。

 辞書で「しで」を引くと、紙垂。玉串やしめ縄に付けて垂らす紙とある。紙垂をはさんだのが御幣。四手は当て字だというが、シデ棒とはちょっと違う。

 形状からいうと、梵天に近い。竹や棒の先に御幣を付けた、神のより代を梵天という。耳かきの後ろのふわふわも梵天だ。

 しかし、屋台の祭りで梵天といえば、布団屋根屋台に付けられたエビや鳳凰をかたどった飾りのことだから、ややこしい。

 紙手と書くのが一番素直に思えてくるが、ここに至って、紙ならぬ、プラスチック製のシデが登場した。形が崩れない、雨に強い、毎年作らなくても済むと、引き合いも増えているという。

 プラ紙手と書くのも矛盾なようだが、消しゴムだってずいぶん前からプラスチック消しゴム。そう考えると、まあ、いっか。(田中真治)

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