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神戸市灘消防署ツイッターのスクリーンショット
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神戸市灘消防署ツイッターのスクリーンショット
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 台風が多い季節、ツイッターで防災情報をさがしていると、気になるツイートに出くわした。

「台風一過、屋外で過ごすのが気持ちいい気候になりました。屋外で焼肉や焼きそば!!いいですね。でも一つの大きな鉄板をカセットコンロ2台で加熱するのは危ないですよ!」

 ゆるい。が、大事なポイントは外していない。アカウント名は「神戸市灘消防署」とある。

 公務員にしては気さくすぎないか。

 人ごとながら心配になり電話。「はい、私が中の人です」。

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 神戸市灘消防署がツイッター(@nada_fs_kobe)を始めたのは2016年6月。「市民に大事な情報を端的に伝えよう」という方針で開設したそうだ。

 通常、役所の公式資料は硬い言いまわしと漢字の羅列が多い。そこで心がけたことは「漢字は少なく、やさしい言葉」。例えば「~の際」と言いたい時は「~の時」と、なるべく普段使う言葉を選んでいるそうだ。ただ「事実を、正確に、もれなく」をモットーとしており、不慣れな“ゆるツイート”は「(炎上しないか)毎日ヒヤヒヤしながら投稿してます」。

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 冒頭のツイートは、神戸市消防局が作成した「カセットボンベ破裂実験」の動画を紹介したもの。

 「せっかくのためになる動画。ひとりでも多くの灘区民に見てほしい」。そう考えた中の人は「動画ページを見てください」以外の言いまわしを熟考。思いついたものが先のツイート。思わずバーベキューシーンを思い浮かべる内容は、市民にイメージしやすい生活密着型。「灘区の人々に正確な情報を伝えたい、それだけです」。

 先月末、救急相談ダイヤル「#7119」を紹介するツイートをしたところ、「昨日お世話になりました」「ありがたかった」「安心しました」などの反応が。「中の人冥利です」。

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 都道府県の自治体消防などのアカウントをチェックし、日々どんなツイートが目に留まるか研究をしている。「ふざけていると思われないように。でも多くの人に届けたい」。

 目標は、フォロワー数76万人強を誇る人気アカウント「警視庁警備部災害対策課」ですよね?

 「そうです」の返事を待っていると、「あくまでも灘区民に正確な情報を伝えたい。それだけの気持ちです」ときっぱり。メジャー志向とは一線を画するのが流儀らしい。

 目下の目標は、ツイッターの公式アカウントマークを獲得すること。

 灘消防署は、今春に申請を出したものの音沙汰がないそうだ。「信憑性の問題にも関わるので早く公式マークをつけたいです」

 ツイッター社さん、どうか灘消防署さんに公式アカウントマークを!

(ネクスト編集部 金井かおる)

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