総合 総合 sougou

  • 印刷
知的障害者の暮らしを守るため意見を出し合う参加者ら=神戸市垂水区東舞子町
拡大
知的障害者の暮らしを守るため意見を出し合う参加者ら=神戸市垂水区東舞子町

 障害者福祉の在り方について話し合う「全国知的障害者施設家族会連合会 全国大会in ひょうご」(神戸新聞社後援)が23、24の両日、神戸市垂水区のシーサイドホテル舞子ビラ神戸で開かれた。知的障害者の家族や行政、福祉関係者ら約600人が参加。障害者福祉サービスの現状を学び、問題点や今後望む施策などについて意見を交わした。

 同連合会などが2005年から開いており、神戸での開催は10年に次いで2回目。24日は「どうする? 家族とわが子らの高齢化」をテーマに、参加した施設職員や家族らが、それぞれの取り組みや思いなどを共有した。

 母親は「自分も年を取り、子どもを誰に託したらいいのか。家族がみることを前提にすると、限界がある」と不安を打ち明けた。別の家族は「施設で最低限度の医療的ケアを充実させてほしい」と求めた。専門家からは「これからは介護施設でも障害者がいることを前提とした設備や人材配置に変えていかないといけない」といった指摘もあった。

 参加者は「障害福祉制度と介護保険制度との一体化、統合の廃止」▽「生活保護費以下の障害基礎年金の引き上げ」▽「福祉職の専門家としての施設職員の育成」-などを決議し、国や自治体に働き掛けていくことを確認した。

 全国の連合会長も務める由岐透・県知的障害者施設家族会連合会長は「社会福祉のセーフティーネットからこぼれ落ちてしまう人の現実について声を上げ続けたい」と訴えた。(貝原加奈)

総合の最新
もっと見る

天気(1月24日)

  • 9℃
  • 4℃
  • 10%

  • 5℃
  • 1℃
  • 50%

  • 9℃
  • 5℃
  • 10%

  • 7℃
  • 3℃
  • 20%

お知らせ