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 兵庫県が自転車利用者を対象にしたアンケートで、自転車保険の加入率が67・9%(前年比3・2ポイント増)だったことが分かった。2015年に施行された県条例では、自転車の利用者に損害賠償保険の加入を義務化。火災保険や自動車保険の付帯保障などでもよいとしている。(前川茂之)

 アンケートは6月下旬に街頭などで自転車に乗っている利用者と、自転車を使う未成年者の保護者を対象に実施。4188人が回答した。

 加入率は子育て世代の30~40代が高かった一方で、70代以上は低い傾向がみられた。地域・年代別にみると、最も高かったのは丹波地域の30代(91・7%)。同地域は40代も90・0%で1、2位を独占した。

 最も低かったのは、但馬地域の70代以上で39・5%。同地域は60代も43・1%と半数を切っていた。淡路地域も30代と70代がワースト5に入るなど加入率の低さが目立った。

 未加入の理由を聞くと、「自転車に乗る回数が少ない」が67・5%でトップ。「費用がかかる」は9・0%と続いた。「加害者になることがほとんどない」も8・7%あった。県交通安全室は「自転車に乗る以上、被害者だけでなく、誰もが加害者になり得る。加入率の低い地域で重点的に啓発していきたい」としている。

■加入義務化3年 関心は低下

 兵庫県が3年前、全国で初めて利用者に加入を義務付けた自転車保険。対人事故の増加や高額賠償の事例を受けて加入率は上昇しているが、最近は伸び率の鈍化がみられる。

 県条例の施行に合わせ、県交通安全協会などが開発した「ひょうごのけんみん自転車保険」。初年度の2015年度は加入件数が7万6千人を突破したが、翌年の16年度は17%増(約8万9409件)、17年度は約4%増(約9万2882件)と加入者数は大きく伸びていない。

 担当者は「他の保険会社のメニューが充実してきた影響もあるが、社会の関心が薄まっている」と懸念する。特に40~50代の加入者が少なく、「働き盛りの世代に保険の必要性が伝わっていない」とする。

 同保険の年間掛け金は千円、2千円、3千円の3プランがあり、いずれも家族全員の賠償責任補償と示談交渉サービスが付く。(前川茂之)

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