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 南海トラフ巨大地震に備えるため、兵庫県と瀬戸内海沿岸の15市町は11月5日、住民参加型の一斉避難訓練を実施する。3年目の今年は初めて、スマートフォン向け防災アプリを活用。津波発生時に向かうべき最寄りの指定避難場所を一覧できる機能があり、住民が迷わず適切な避難行動をとれるように手助けする。

 「世界津波の日」(11月5日)に合わせた訓練。マグニチュード(M)9で最大震度7の地震発生を想定し、高さ最大8・1メートルの津波の襲来を想定する。

 淡路島を含む浸水想定区域15市町の学校や企業、社会福祉施設など計約7万7700人が参加を予定。地震は午前10時に発生し、緊急速報メールが15市町の約400万人に届く。シェイクアウト訓練をするほか、行政も防潮門扉を閉めるなど動きを確認する。

 今回の訓練はインターネットサービス大手ヤフーと連携。同社が提供する「ヤフー防災速報」は、災害情報をリアルタイムで配信し地域の避難場所を一覧できる。県は5月に同社と災害情報の発信に関する協定を結んでおり、同アプリで29日から運用を始めた「訓練モード」を活用する。

 地震発生時に身を守る注意点をイラストで解説するほか、津波での適切な避難先をクイズ形式で利用者に問いかけ、正しい避難行動を学ぶ。衛星利用測位システム(GPS)の位置情報から、最寄りの指定避難場所を把握できる。

 県内のアプリ利用者には訓練当日の午前10時2分、大津波警報をプッシュ通知で発信し、訓練の実施を促す。井戸敏三知事は「災害情報を伝える上で、アプリは非常に有効な手段。阪神・淡路大震災を知らない世代が増えており、災害を経験していない人たちにも積極的に参加してほしい」と述べた。(金 旻革)

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