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絶滅寸前のフィルム映写機。シネマ神戸のピンク映画スクリーンでは今も現役だ=神戸市兵庫区新開地6
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絶滅寸前のフィルム映写機。シネマ神戸のピンク映画スクリーンでは今も現役だ=神戸市兵庫区新開地6

 ビデオやDVD、インターネット動画の登場で苦境に立つ成人映画館。作品の製作・配給会社もかつては40社以上あったとされるが、今では3社だけだ。

 うち大蔵映画(東京)は現在も毎年38本の新作を製作するが、4年ほど前にフィルムからデジタルに切り替えた。このあおりを受けたのがフィルム映写機を使うシネマ神戸(神戸市兵庫区)。新作を上映できず、旧作を1~2年おきに使い回す。木谷明博支配人(40)は「デジタルにせざるを得ない時が来るだろうが、お金もかかるので」としばらくは様子を見るという。

 近年、成人映画館の観客は大半が60代以上の男性だ。館内で時間をつぶしたり、友人と落ち合ってくつろいだり「高齢者のサロンのよう」と劇場関係者。「ぴんくりんく」編集長の太田耕耘キさん(50)によると、ピンク映画界が盛り上がったのは、杉本彩さん主演「花と蛇」(2004年)が最後。「女性客もかなり入り、息を吹き返した劇場も多かった」という。

 一方、神戸・新開地では愛とエロスをテーマにした女性限定の映画祭が話題を呼ぶなど、客層の広がりもうかがえる。現在はピンク映画を量産していた若かりしころの若松孝二監督らを描いた青春映画「止められるか、俺たちを」が全国公開中。神戸映画資料館(神戸市長田区)では11月10、11日、若松監督らのピンク映画をフィルム上映する企画が控えている。意外と盛り上がっている…?(黒川裕生)

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