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ハザードマップの根拠となった測量ミスで、住民に謝罪する兵庫県職員ら=2日夜、芦屋市海洋町
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ハザードマップの根拠となった測量ミスで、住民に謝罪する兵庫県職員ら=2日夜、芦屋市海洋町

 兵庫県は2日、9月の台風21号で高潮被害に遭った芦屋市の南芦屋浜地区について、高潮浸水予測区域がないとした2007年公表のハザードマップで根拠とした測量に誤りがあったと明らかにした。県は測量ミスを住民に謝罪し、地盤沈下の進行と併せ、危険性が高いとみて浸水想定を見直すとした。地盤沈下で国の設置基準を下回った護岸を来年度からかさ上げする方針も示した。

 南芦屋浜地区は、県企業庁が開発した人工島で1998年から住民が入居。今年9月の台風21号では、高潮で海水が住宅地に流れ込み、床上浸水が17棟、床下浸水が230棟に上った。

 この日、住民約80人が出席した地元説明会で、県は地区の護岸が施工時から11~52センチ低くなったと明かした。将来の沈下量も踏まえ、本年度中に護岸かさ上げの具体的な構造や目標とする高さを検討し、来年度から工事に着手するとした。

 さらに、高潮を想定し、07年に公表したハザードマップは、造成時よりも誤って護岸を25センチ以上高く測量したデータが基になっていたとも説明。県の服部洋平・土木局長は「申し開きできない。一日も早く安心を取り戻してもらえるよう取り組む」と頭を下げた。

 説明会終了後、同地区にある涼風町自治会の孝岡知子会長は「誠意が感じられて少し安心した。景観も考慮し、住民の声を吸い上げた対策を考えてほしい」と話した。(風斗雅博)

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