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渡辺雄太選手の快挙を喜ぶ母の久美さん。自身も甲子園学院高校などで活躍したトップ選手だった=奈良県橿原市
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渡辺雄太選手の快挙を喜ぶ母の久美さん。自身も甲子園学院高校などで活躍したトップ選手だった=奈良県橿原市
NBAデビューを果たしたグリズリーズの渡辺雄太選手(右)=10月27日、米メンフィス(AP=共同)
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NBAデビューを果たしたグリズリーズの渡辺雄太選手(右)=10月27日、米メンフィス(AP=共同)

 米プロバスケットボールNBAで10月下旬、日本人選手では2人目となるデビューを果たした渡辺雄太選手(24)。母の久美さん(57)=旧姓・久保田=もかつて甲子園学院高(兵庫県西宮市)などで活躍し、日本代表の主将も務めたバスケット選手だった。愛息の努力を間近で見てきた母は、歴史的快挙に「うれしくて涙が出た」と話し、「チームになくてはならない存在になって」とエールを送る。

 雄太選手は7月、下部チームに属しながら一定期間NBAに出場できるツーウエー契約をグリズリーズと締結。10月27日、日本人では2004年の田臥勇太選手(38)=現Bリーグ1部栃木=以来となるNBAデビューを果たし、約4分半の出場で2得点した。

 母の久美さんは大阪府枚方市立津田中から甲子園学院高に進学。176センチの長身ながらドリブルも器用な選手として、全国高校総体の準優勝に貢献した。強豪シャンソン化粧品時代には日本代表の主将を担い、世界選手権にも出場した。

 同じくバスケット選手だった夫英幸さん(60)との間に1994年、雄太選手が誕生した。横浜などを経て、雄太選手が4歳の時に香川県三木町に移住。小学1年になると、久美さんがコーチをしていた地元のスポーツ少年団で本格的にバスケットを始めた。

 「僕、NBAに行く」。小学2年で口にしたひと言で、英幸さんとの特訓が始まった。朝5時に起き、小学校の校庭で1時間ほど練習する毎日。ランニングやドリブルのほか、電柱などに向かってシュートを繰り返した。「まるで(漫画「巨人の星」の主人公)星飛雄馬の世界ですよね」と久美さんが笑って振り返る。

 高校卒業後に渡米。全米大学体育協会(NCAA)1部のジョージワシントン大では、競技だけでなく、慣れない英語を猛勉強して学業も両立させた。

 「(雄太選手は)どんな環境でも頑張れる強さがある」と久美さん。デビュー戦は日本で生中継で見たといい、「緊張する中、2本のフリースローをよく決めたと思う」と目を細めた。

(藤村有希子)

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