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NPO法人理事長 永田宏和さん
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NPO法人理事長 永田宏和さん

 子どもがいる家庭で必要な災害時の備えや心構えについて、NPO法人「プラス・アーツ」(神戸市中央区)の永田宏和理事長(49)に聞きました。

 -グッズなど必要な備えは。

 「子育て世帯に必要な防災用品は基本的に一般家庭と同じです。それに加えて、紙オムツや粉ミルク、離乳食など子どもの成長に合わせたものが必需品になると心得てください。避難所でも、子ども向けの用品は不足しがちになります」

 -自宅避難を勧めていますが。

 「避難所では、子どもが和式トイレで用を足せなかったり、周囲の人にうるさいと言われたり居心地が悪く、子連れの家族の中には避難所の外にテントを張って過ごす人もいます。当然、自宅が安全なことが大前提ですが、自宅避難をより快適にするために知恵を絞ってみてはどうでしょうか」

 -自宅避難のポイントは?

 「災害時、スーパーやコンビニの水や食料は一瞬でなくなります。水道やガスが止まることを考えて、7日間は暮らせる物資を整えておく必要があります。水であれば、1日1人2リットル分。食料や水を準備している家庭も多いですが、圧倒的に量が足りません。食料は子どもが食べ慣れたものが良いでしょう。また、配給時間などの情報は避難所で発表されるので、自宅にいても避難所へ出向き、名前や住所を登録することも大切です」

 -災害時に役立つものは。

 「電気が止まると、手元しか明るくできない懐中電灯は役に立ちません。ランタンなら部屋全体が明るくなるので便利。移動の時は両手が使えるヘッドライトが使いやすいです。携帯の充電器は電池式のものがベター。暗闇でもみんなで楽しく時間を過ごすために、トランプのようなカードゲームやスケッチブックなど子どもが退屈せず、遊びの工夫ができるものを用意すると良いでしょう」

 -子どもの安全を守るにはどうしたらいいでしょう。

 「リビングやベッドなど子どもが過ごす場所を、地震の揺れで落ちてくるものがないか、子どもの目線で眺めてみて。災害時は、子どもが不安がっていないか心のケアを大切に。ハードとソフトの両面で備えましょう」

(聞き手・貝原加奈)

【ながた・ひろかず】1968年西宮市出身。阪神・淡路大震災を機に防災教育に取り組み、2006年に同法人設立。大阪府在住。

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