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子どもをおんぶしながら調理や接客をするスタッフ=神戸市長田区庄田町3
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子どもをおんぶしながら調理や接客をするスタッフ=神戸市長田区庄田町3
栄養バランスを考慮した日替わり弁当
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栄養バランスを考慮した日替わり弁当

 子育て中の母親たちが仕事や家庭の事情をフォローし合い、子どもと一緒に無理なく働けるカフェが神戸市長田区の六間道商店街にオープンした。NPO法人「ママの働き方応援隊」(神戸市)が運営する「健康親子カフェ ここから」。調理や食材の買い出し、接客などを都合のつく時間で融通し、子どもの急な病気や行事といった事情もサポートし合う。今後、全国展開を目指しており、ワークシェアリングの新たな可能性を提案する。(広畑千春)

 同法人は乳幼児と母親が学校や高齢者施設を訪れる「赤ちゃん先生プロジェクト」などを展開している。

 カフェのスタッフは神戸市内の母親7人。3人(調理2人、託児1人)一組で交代しながら午前10時から午後3時まで働く。

 「赤ちゃん先生」の活動は全国に広がり、51拠点で約2300人が「個人事業主」として出前授業を展開する。参加者の中から「週3日、3時間でもいいから働きたい」という声が多く、同法人は「子連れで短時間勤務」の働き方を検討。「グループでのワークシェアリングに行き着いた」という。

 5歳と3歳の息子を育てる同市兵庫区の管理栄養士、春名真喜子さん(36)はカフェの献立を考える。春名さんは今年3月、10年以上働いた病院を退職した。育休から時短勤務で復帰したが、急な病気で仕事を休むこともしばしばで、限界を感じたという。

 一方で「働きたい」という思いは強く、同法人からカフェの話を持ちかけられ、二つ返事で引き受けた。「フルタイムでとの思いが強かったけれど、違う働き方もあると分かった。単なる健康食でなく、子どもが食べたいと思えるメニューにしたい」と笑顔を見せる。

 子どもの急病などにはフォローし合い、どうしても無理な場合は休店に。合田三奈子理事長(39)は「自分たちで店の運営を考え、できる範囲で無理なく働く。新しい働き方が広がってほしい」と話す。

 月-木曜、ランチタイム(午前11時半~午後2時)のみの営業。野菜や魚、豆類や海藻類など栄養価の高い7種の食材を取り入れた「マゴワヤサシイ弁当」(日替わり)を提供。手作りのみそ汁が付く。持ち帰りも可能。TEL090・4293・4396

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