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 兵庫県姫路市立中で部活動でのいじめを隠すため同僚らに診断先の病院で虚偽の説明をするよう指示したなどとして、停職6カ月の懲戒処分を受けた元教諭の男性が、処分取り消しや約1320万円の損害賠償を県に求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は9日、請求棄却の一審神戸地裁判決を変更、処分を取り消し、慰謝料など55万円の支払いを命じた。

 判決理由で田中俊次裁判長は、病院に対しては隠すよう指示したが、いじめの報告が校長ら学校上層部に届いていたことから「隠蔽(いんぺい)したとは評価できない。停職は重すぎる」と判断した。

 判決によると、2015年7月、柔道部の1年の男子生徒が主力選手だった上級生らから蹴られ、胸を骨折。元教諭は同僚や生徒に「階段から転んだことにしておけ」と病院で虚偽説明をするよう指示した。元教諭は16年2月、兵庫県教育委員会から停職処分を受け、同6月に退職した。

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