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「ふたご手帖」の作成に携わったひょうご多胎ネット代表の天羽千恵子さん=姫路市内
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「ふたご手帖」の作成に携わったひょうご多胎ネット代表の天羽千恵子さん=姫路市内

 多胎児家庭を支援する民間団体「ひょうご多胎ネット」の天羽(てんば)千恵子代表(56)=神戸市西区=ら全国の支援グループが、双子の育児についてまとめた「ふたご手帖(てちょう)」を完成させた。多胎出産は母体への負担が大きく、管理入院が必要になるケースもあるなど、単胎児の出産と異なる部分が大きい。自身も双子の子を持つ天羽さんは「多くの家庭に届け、家族で読んでもらいたい」と期待する。(井沢泰斗)

 ふたご手帖は石川県立看護大学の大木秀一教授が中心となって、6道県の支援グループ代表がプロジェクトチームをつくり、制作した。全国のサークルに所属する565人の母親にアンケートを取り、母子健康手帳の記載データや体験を分析。妊娠から出産、育児とステージごとに必要な準備やアドバイスをまとめた。

 「妊娠編」では多胎と単胎のマタニティーカレンダーを並べて比較し、入院やつわりの期間が長くなり、出産に備えて早めの休養や里帰りが必要になることなどを紹介。「出産編」では平均体重が2200グラムと単胎児より小さく生まれることをデータで示し、早産や新生児集中治療室(NICU)への入院に周囲の理解を求めている。

 各ステージで必要な準備にはチェックリストを設けた。別冊には調査を基に作成した双子向けの「乳児身体発育曲線」も掲載した。

 既に支援サークルや関係機関に千冊を配布したが、多胎児家庭から問い合わせがあったため、増刷を決めた。天羽さんは「多胎出産は周囲に経験者がおらず不安になりやすい。自治体や病院などを通じて配布し、母子手帳の副読本として活用してもらいたい」と話している。

 A4判、58ページ。千円(送料別)。記録用の別冊(A5判、30ページ)が付く。申し込み、問い合わせはふたご手帖プロジェクト(futagotecho@gmail.com)へ。

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