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 兵庫県の受動喫煙防止条例の見直しを議論している検討委員会は19日、家庭を含めて子どもがいる場所では禁煙を「義務」とする提言案をまとめた。ただ、自家用車内でも、子どもが同乗中の喫煙は罰則付きで取り締まるとしていた案については「行き過ぎだ」などと反対の声が上がり、意見はまとまらなかった。(前川茂之)

 検討委は、たばこの影響を受けやすい20歳未満への対応を重視。「子どもがいる場所での喫煙は虐待に当たる」との見解から、自宅などの私的空間でも一律に禁煙を義務化することで一致した。

 ただ、実効性を担保するための罰則規定については議論が紛糾。前回会合では、家庭内喫煙は見送ったものの、公道を走る車内は監視員を置くことで摘発できるとして、罰則を設ける方向性で合意していた。

 ところが、この日の最終会合で再度、委員に意向を確認したところ、「走っている車を止めるのは物理的に無理」などの意見が相次ぎ、一気にトーンダウン。「実現性ではなく、県としての意思を示すべき」などの声も出たが、最終的な判断は委員長一任とした。

 終了後、藤原久義委員長(尼崎総合医療センター名誉院長)は「前回合意に対する反響が予想以上に大きく、委員の意見をもう一度確認したかった」とし、今後両論併記も含めて文案を検討するとした。

 子どもがいる家庭や自動車内での禁煙を巡っては、東京都が今年4月に施行した条例で「努力義務」と規定しているが、罰則付きとなれば全国初。県は検討委の提言に基づき、来年2月にも条例改正案を県議会に出す予定だが、井戸敏三知事は「私的空間に立ち入るのはよほどの公益性がない限りは控えるのが原則。よく検討したい」と慎重な姿勢を見せている。

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