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現在は有効期限が元号表記となっている運転免許証(画像の一部を加工しています)
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現在は有効期限が元号表記となっている運転免許証(画像の一部を加工しています)
本紙夕刊の「イイミミ」に寄せられた投稿
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本紙夕刊の「イイミミ」に寄せられた投稿

 「平成は来年までなのに、運転免許証を更新したら有効期限が平成34年になっていた」。本紙11月9日付夕刊(夕刊のない地域は10日付朝刊)の「イイミミ」にこんな投稿が寄せられた。天皇陛下の退位に伴い、平成という元号は来年(平成31年)4月30日で終わるのに、あり得ない年月日が記されているというのだ。新元号になってもこの免許証で大丈夫? 読者の不安に応えるべく調べた。(杉山雅崇)

 政府は昨年12月の閣議で、天皇陛下の退位時期を2019年4月30日と決定。新天皇の即位に伴い、翌5月1日から新元号となる。

 運転免許証の有効期間は、交通違反の状況などにより3年間か5年間と定められている。有効期限は元号で記載されており、ここ数年の間に更新された免許証には軒並み「やってこない平成」の日付が表示されている。

 短文投稿サイト「ツイッター」には、こうした現象にツッコミを入れたり、面白がったりする書き込みが多数並ぶ。

 「『平成35年』とかいう絶対に来ない未来が記載されてるんだけど」「一生、平成33年はやってこないから永久ライセンス扱いでいいのかな?」

     ◆

 「免許証はそのまま使えます。安心してください」と話すのは兵庫県警運転免許課の担当者。

 現行の免許証は道路交通法の施行規則により、有効期限のほか生年月日、交付日などが全て元号で表示されている。昨年末に改元のスケジュールが決まった後も、規則に基づいて平成表記を継続しているという。

 実は「昭和」から「平成」への改元(1989年)の際も、コンピューターのシステムなどを改修するまでの間、免許証は昭和のまま発行され、今回と同様の状況が生じたそうだ。

 警察庁は今年8月、有効期限を西暦で表示するため、道交法施行規則の改正案を公表した。有効期限以外は引き続き元号が使われる。

 警察庁によると、西暦への変更と改元とは直接関係ないといい、「外国人の免許保有者が増えており、分かりやすくするのが目的」とする。西暦表示の免許証の発行は来年3月以降となる見通しで、現在の「平成」表記の免許証はそのまま使える。

 ただし、免許証の表記と異なる元号で迎える更新時期には注意が必要だ。兵庫県警の担当者は「更新の通知はあるが、手続きを忘れないように」と呼び掛けている。

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