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ももたろう基金の活動を紹介する石田専務理事(奥左から3人目)=神戸市中央区東川崎町1
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ももたろう基金の活動を紹介する石田専務理事(奥左から3人目)=神戸市中央区東川崎町1

 7月の西日本豪雨で深刻な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区などの復旧を支えた公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」(岡山市)が27日、神戸市中央区で活動報告会を開いた。兵庫を含む全国から約4600万円の寄付金が集まった「ももたろう基金」を生かし、医療の確保や子どもの居場所づくりなどに活用した事例を説明し、継続的な支援を訴えた。

 同法人は2012年に設立され、市民の寄付金を中心に運営している。ももたろう基金は豪雨の直後に立ち上げられ、ニーズを的確につかみ素早く対応するのが特徴。当初は案件の審査を48時間以内に終え、既に46のプロジェクトに約2800万円を助成した。

 この日は、同法人専務理事の石田篤史さん(41)が、兵庫のボランティアら約20人に報告。真備町地区では基幹病院が浸水し病棟が使えず、医師らが移動診療車で診察した。真夏の屋外で患者らが待つ状況を変えようと、寄付金を活用し仮設診療所を建設した事例などを語った。

 また、被災した家を親が片付けに追われる中、子どもの居場所がないことから、学童保育の運営を支援。元気づけるため子どもがプールに招待されても水着がない状況で、避難所の緊急物資支援として、水着や学用品、電化製品の購入費など細やかな助成を続けた。

 石田さんは「みなし仮設住宅に入ってもとの地域から離れた被災者がいるので、コミュニティを維持する活動が大事。苦しいことや悲しいことを表に出せず、我慢してきた中高生が語り合う場もいる。被災ローン減免制度など生活再建の制度を、弁護士らが伝えるための支援も必要」と話した。

 ももたろう基金の寄付は2020年度まで募り、支援に生かす。みんなでつくる財団おかやまTEL086・239・0329

(小林伸哉)

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