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神戸市保健師 竹原奈央さん
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神戸市保健師 竹原奈央さん

 冬場に子どもの体調を守るために家庭でできることについて、3児の母でもある神戸市兵庫区保健福祉部の竹原奈央さん(44)に聞きました。

 -寒い時期に気を付けたい感染症は何でしょうか。

 「一般的な風邪の他に、インフルエンザや、呼吸器に症状の出るRSウイルス、ノロウイルスといった感染性胃腸炎などがあります。いずれも乳児は重症になりやすいので特に注意が必要です」

 -感染経路は?

 「鼻水の付いた手やタオルで目や鼻などに触れてうつる接触感染と、せきやくしゃみで感染する飛沫(ひまつ)感染、食べ物を介する経口感染、ウイルスや細菌が空気中に浮遊して起きる空気感染があります。免疫力が下がっていたり、ストレスが高かったりするとかかりやすいです」

 -まず、やるべきことは。

 「手洗い、うがいですね。指の間や爪の溝、手首まで、流水と泡石けんで丁寧に洗うよう習慣付けてください。歌に合わせたり、親も一緒に洗ったりして楽しみをつくってあげて。水はしっかり拭き取ります。うがいができない子どもは、何か飲むことで喉を潤してください」

 -その他にできることは。

 「不用意に人混みに行かないことです。空気感染は換気で防いで。加湿器やぬれタオルで湿度を50%前後に保てば、ウイルスが舞いにくくなります。小まめな水分補給も効果的。インフルエンザの予防接種も忘れずに受けてください。基本的なことですがバランスの良い食事を心掛けて。必要な睡眠時間を確保するために、起きる時間を一定にしてリズムを整えましょう」

 -子どもは汗かきで、寝冷えも気になります。

 「汗をかいたままにしておくと、体はすぐに冷えてしまいます。暖かい下着が増えていますが、肌着は通気性や吸水性が高く、肌触りの良いものを。出掛ける時は体温調節がしやすい服を選んで。寝相が悪い子はスリーパーを試してみてください」

 -完璧にはできないことも。

 「『やらねばならない』と思うとしんどいので、全て子どもが自分で体調管理できるようになるための訓練だと思って。病気になったとしても、一つ強くなったと大きく構えましょう」

(聞き手・貝原加奈)

【たけはら・なお】1974年大阪府枚方市生まれ。看護師を経て2003年、神戸市の保健師に。明石市在住。

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