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 関西と大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を話し合う「関西3空港懇談会」の開催時期について、事務局の関西経済連合会(関経連)が今月24日を軸に参加機関と調整していることが3日、複数の関係者への取材で分かった。実現すれば2010年4月以来、8年ぶりの再開となる。急増する訪日外国人(インバウンド)の受け入れ態勢をいかに強化するか-などが焦点となる。

 関経連の松本正義会長は、年内に開きたい意向を表明していた。ただ一部メンバーの出欠が依然不透明なため、28日など他の日程も浮上しており、年明けに持ち越す可能性もある。

 前回10年4月の懇談会で目標とされた「3空港の一元管理」が今年4月、神戸市が神戸空港の運営を関西、大阪両空港の運営者である関西エアポートに委ねたことで実現。空港同士が協力関係に移ったため、関空に配慮して神戸空港に課されてきた規制(1日30往復の発着枠▽午前7時~午後10時の運用時間▽国内線限定)などの意義が問い直される。

 関空の17年の発着回数は18・5万回で、過去5年間で1・5倍に増加。環境影響評価(アセスメント)で想定された23万回に迫る勢いで、アジアの経済成長に伴う訪日客増加は今後も続く見通しだ。さらに大阪開催が決まった25年の国際博覧会(万博)には海外から350万人の来場が見込まれる。こうした状況を踏まえ兵庫県の井戸敏三知事は、神戸空港の国際チャーター便の運航を懇談会で提案する意向を表明している。

 また神戸、大阪両空港は9月、台風被害を受けた関空の振り分け便を受け入れ、補完役としての存在価値を高めた。大阪府の松井一郎知事は「バックアップ(緊急時の備え)が必要だと関西全体が認識した」との考えを示している。(長尾亮太)

【関西3空港懇談会】神戸空港や関西空港第2滑走路の完成を控え、3空港の役割分担を話し合うため2003年2月にスタート。これまで計7回の会合は、神戸空港の規制内容などに合意した第1期と、3空港の一元管理などに合意した第2期に分けられる。当初の参加機関は国土交通省航空局▽同省大阪航空局▽大阪府▽兵庫県▽大阪市▽神戸市▽関西経済連合会。09年から京都府▽和歌山県▽堺市▽大阪商工会議所▽神戸商工会議所▽関西国際空港会社-が加わった。今後の第3期は、3空港を運営する関西エアポートが関わる見通し。

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