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 障害があることを「不幸」と捉える風潮に疑問を投げ掛けるシンポジウムが10日午後2時から、兵庫県明石市相生町2の勤労福祉会館である。旧優生保護法(1948~96年)に基づき、障害者に不妊手術が繰り返されていたことが社会問題となる中、当事者や関係団体の代表が意見交換する。

 旧法は「不良な子孫の出生防止」を掲げ、知的障害や精神疾患などを理由にした不妊手術を認め、本人の同意がなくても医師の認定などで手術をしていた。全国各地で被害者が国に賠償を求めて提訴。今年9月には、県内の夫婦2組が聴覚障害者として全国で初めて提訴した。

 また、相模原市の知的障害者施設で2016年に入所者19人が殺害された事件では、逮捕された容疑者が「障害者は生きていても仕方がない」と供述したとされる。

 シンポはこのような社会情勢の中、当事者の生の声を発信しようと、明石市障害当事者等団体連絡協議会が、障害者週間(3~9日)に合わせて初めて企画した。

 第1部は、不妊手術訴訟の原告で聴覚障害がある明石市の小林宝二さん、喜美子さん夫妻が、これまでの人生を講演。第2部は障害者団体の代表者や泉房穂・明石市長ら5人が「『障害』って不幸!?-障害と共に暮らす生活」をテーマに障害者らへの合理的な配慮をパネル討議する。

 無料。当日受け付けで先着70人。同協議会TEL078・945・5651(月、水~金の午前10時~午後2時)

(藤井伸哉)

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