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朴起準・駐神戸韓国総領事
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朴起準・駐神戸韓国総領事

■駐神戸韓国総領事 朴起準(パク・ギジュン)さん

 外交官になり24年。海外勤務は10月に着任した駐神戸韓国総領事館が7場所目となる。どの赴任先も思い出深く、気持ちとしては“ふるさと”が何カ所もある。「神戸も将来、故郷に加わるでしょう」と穏やかに笑う。

 「広い世界に出てみたい」と漠然と考えていた高校時代、友人に一つの言葉を聞いた。イタリア・ナポリの美しさを言い表した「ナポリを見てから死ね」。その響きがなぜか心を離れず「まるで呪文のようだ」と思っていたら、2007年からイタリア大使館へ赴任することに。「人生は面白い。偶然が必然になることもある」と感じた。

 日本での勤務は駐福岡総領事館(13~17年)に続き2度目。「本国と駐在国の関係を近く緊密にするためには、その国を正確に理解し、幅広い知識を備えることが必要」と肝に銘じる。福岡時代には日本語も猛勉強し、今回の取材にはほぼ通訳抜きで応じた。

 大阪、東京に次ぐ4万人の同胞が暮らす兵庫との交流は「韓国政府も重要視」しており、旅行先としても人気が高まっているという。元徴用工を巡る訴訟などで日韓関係には厳しい局面もあるが「地方と地方の交流こそ友好の土台」。持論に揺るぎはなく、経済や文化、観光、防災など多様な分野での関係発展に力を尽くす意気込みだ。

 神戸では妻と2人暮らし。広大な海に船が行き交う明石海峡大橋からの光景が気に入り「経験はないが、釣りにも挑戦したい」。53歳。長女、長男は米国の大学に通う。(記事・田中陽一、写真・藤家武)

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