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尼崎センタープール前駅=尼崎市
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尼崎センタープール前駅=尼崎市
尼崎センタープール前駅=尼崎市
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尼崎センタープール前駅=尼崎市
ボートレース尼崎=尼崎市
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ボートレース尼崎=尼崎市
ボートレース尼崎=尼崎市
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ボートレース尼崎=尼崎市

 「長すぎる」「違和感がある」などと酷評される東京・山手線の新駅名「高輪ゲートウェイ」。神戸新聞の地元・兵庫県にもカタカナ混じりの長い駅名がいくつかある。その中で、最強インパクトは、「尼崎センタープール前」(尼崎市・阪神電気電鉄)ではないだろうか。センターとは、プールとは。由来をさぐった。

 尼崎センタープール前駅の北に隣接するのは、広大な人工池のある尼崎競艇場だ。1952年に開業した「ボートレース尼崎」である。尼崎センタープール前駅も同年、競艇客用に仮駅扱いで開業し、63年、常設駅扱いになった。

■センターに諸説あり 

 英語のプールには「人工的に作った池」の意味があり、駅名の「プール」は競艇場の人工池を指すとみられる。 

 では、センターの由来はどこに。神戸新聞の僚紙・デイリースポーツの公営ギャンブル担当デスクに尋ねた。

 「記者時代、県外の選手を取材していると、決まって『なんでセンタープールって呼ぶんですか』と聞かれました。プールは説明できるんですが…」。担当デスクが以前、競艇場関係者と雑談していた際、冗談めかした口調で聞かされたのが、「競艇場が尼崎の真ん中にあるから」説。「でも、真ん中かどうかは微妙ですよね…」。

 競艇用語の「センター」(3、4号艇)に由来する説もある。事実、尼崎ボートレースでは、3、4号艇が強かった時期があったが、デスクいわく「恐らく競艇ファンの後付けでは」。現在は、イン(1号艇)が強いという。

 ちなみに、1~6号艇が競う競艇では、1、2号艇をまとめて「内」、5、6号艇をまとめて「外」と呼び、「大外」は6号艇を指す。

■真相はいかに 

 ボートレース尼崎に尋ねた。「設立当時、出場する6艇のうち、3、4号艇の勝率が高かったため。花形の位置するポジション=センターから取ったようです」と担当者。競艇用語由来説が裏付けられた!と喜んだのもつかの間、「と聞いたことがあります」と正式ではないとのこと。「駅名については阪神さんに聞いてください」。こちらの取材で裏付けられたのは、やはりインの強さ。「1号艇の最新の勝率は53.7%です」。貴重な情報をありがとうございます。

 阪神電鉄にあたったところ、「今すぐにはわかりません」(経営企画室広報担当)とのこと。仮駅当初の駅名も記録にないため、いつから「尼崎センタープール前」と名乗り始めたのかも断定できないという。真相は完全に藪の中である。

■略称はありますか 

 話題を変えよう。

 高輪ゲートウェイをめぐっては、「高ゲー」「高ウェイ」「高輪GW」などの略称がネットで取りざたされているが、尼崎センタープール前の略称はあるのだろうか。

-長い名前ですが、省略することはありますか。例えば「尼セン」とか。

 「社としての公式略称はありません。尼センとは呼ばないですね」

-いつもフルで呼ぶのですか。

 「電車内の案内放送では車掌は『次はセンタープール前。尼崎センタープール前。出口は~』とアナウンスします」

-利用客は何て呼んでいるのでしょう。

 「プール前、センタープール前などと呼んでいるようです。地元の人がつけた愛称とか知りたいですね」

 高輪ゲートウェイに負けない略称、期待しています!

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