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「沖縄の実情をもっと知ってほしい」と呼び掛ける影山あさ子さん=神戸市内
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「沖縄の実情をもっと知ってほしい」と呼び掛ける影山あさ子さん=神戸市内
沖縄県名護市辺野古沖からドローンで撮影した土砂投入現場(沖縄ドローンプロジェクト提供)
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沖縄県名護市辺野古沖からドローンで撮影した土砂投入現場(沖縄ドローンプロジェクト提供)

 神戸市出身の映画監督、影山あさ子さん(56)が、米軍普天間飛行場の移設問題で揺れる沖縄を記録し続けている。14日に土砂投入が始まった名護市辺野古沿岸部でもカメラを回し、「沖縄がどこへ向かうか見えないが、見えるまで撮り続けたい」と話す。22、23日に神戸市中央区の元町映画館で2作品の「緊急上映会」があり、影山さんも参加する。

 神戸市中央区出身で、大学進学を機に札幌市に移住。1995年の沖縄女児暴行事件後、海兵隊訓練の移転先となった北海道内の自衛隊演習場内で、土地を売らずに暮らす男性を取り上げたドキュメンタリー映画「Marines Go Home(マリーンズ・ゴー・ホーム)」(2005年)の製作に携わった後、自身も監督の道に。基地問題に関心を強め、14年から辺野古を撮り続けてきた。

 14日は辺野古沿岸部で漁船に乗り、海上からカメラを回した。「これまで沖縄の人たちは『ノー』と意思表示をしてきたが、『抵抗しても無駄だ』と(政府が)見せつけるショーに見えた」と現場の印象を語る。

 これまで沖縄関連の13作品を製作。現地では当初、「本土の人がなぜ映画に」といぶかしがられることもあったが、通い続けるうちに「記録がなければ事実でなくなってしまう」と理解してくれた。神戸出身の児童文学作家、故灰谷健次郎さんが抗議活動に漁船を提供していたことも聞いた。

 今回上映するのは、辺野古沖移設に反対した故翁長雄志・前沖縄県知事の死去から、9月の知事選で現職の玉城デニー氏が当選するまでを追った「デニーが勝った!」など2本。影山さんは「基地は沖縄だけの問題ではなく、日本人が選択してきた結果。行方に目を向けてほしい」と話す。

 上映会は両日とも午前10時半~午後1時、午後2時~4時半の2回。22日は残席わずか。元町映画館TEL078・366・2636

(石川 翠)

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