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 荒れる成人式対策として今年1月、式典をやめ、立食で歓談する「つどい」形式に切り替えた兵庫県加西市は、来年の成人式を従来の式典形式に戻すことを決めた。参加者の評価が思いのほか低かったためという。

 一昨年の成人式で飲酒した新成人が進行を妨げたことから、同市は新成人らにアンケートを実施。「友達との再会の場があればいい」との意見が多く、今年は歓談スタイルで実施した。ところが、市長があいさつしている最中に談笑が続く事態となった。

 また、参加者へのアンケートでも「よかった」は16%にとどまり、「よくなかった」が36%。国歌斉唱や式辞などの式典を「必要と思う」が36%で「必要ない」の24%を上回った。

 来年の新成人の実行委員会でも「振り袖での立食はつらいと聞いた」などの声が出た。一部で暴れていた人もおり、元の形式に戻すことで実行委の意見がまとまった。

 同市はこれを受け式典形式に戻すことを決定。酒の持ち込みを防ぐための手荷物検査は今年以上に徹底するとしている。担当者は「成人の自覚を持つ意味でも式典の方がいいということが分かった」と話した。(森 信弘)

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