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土石流による被害の爪痕が残る住宅=5日午後、神戸市灘区篠原台
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土石流による被害の爪痕が残る住宅=5日午後、神戸市灘区篠原台

 西日本豪雨で土石流が発生した神戸市灘区篠原台では、大量の土砂が住宅街に押し寄せ、30棟近い家屋が被災した。6日で半年が過ぎ、ほとんどの土砂は取り除かれたが、壊れたままの家屋も残り、まちの復興は道半ばだ。

 土石流は昨年7月6日夜に発生。住宅街北側の斜面が崩落し、住宅8棟が全壊、19棟が半壊・一部損壊となった。発生直後に発令された避難指示は、斜面の応急対策が施されるまで1カ月以上続いた。

 「家に帰れてほっとした」。山崎輝章さん(71)は、安堵の表情を浮かべた。

 半年前、山の斜面そばの自宅1階に土砂が流れ込み、キッチンが泥に埋まった。親族宅などに身を寄せ、ようやく再び自宅で暮らせるようになったのは、昨年12月下旬だった。

 被災前に脳梗塞で入院した母親は、そのまま病院で昨年8月に亡くなった。家の改修を終えるまで慌ただしい日々が続き、納骨はできないまま。山崎さんは「やっと落ち着いたので納骨してあげたい」と話した。

 住民が使う生活道路では、土石流でカーブミラーが折れ、鉄製フェンスのごみステーションが流出するなどしたが、いずれも昨年末までに再整備が完了した。

 篠原台南自治会の大重昭司会長(73)は「義援金のおかげで整備できた」と感謝した。一方、全壊した住宅が残っており「まち全体が日常を取り戻すにはまだ時間がかかる」と話した。(金 旻革)

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