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あかつきの赤外線カメラが撮影した金星(JAXA提供)
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あかつきの赤外線カメラが撮影した金星(JAXA提供)

 神戸大などは9日、金星探査機「あかつき」が観測した画像データを解析して大気の流れを再現した結果、金星を覆う雲の内部に筋状の構造があり、地球の偏西風と似た大気現象が起きていることが分かった、と発表した。「金星の気象の解明につながる発見」としている。

 同大学院理学研究科の樫村博基助教(34)らのグループと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同研究。金星は分厚い硫酸の雲に覆われており、その内部の大気の流れは謎に包まれていた。2015年12月に金星の周回軌道に到達したあかつきの赤外線カメラで、高度50キロ以下の雲の詳細な観測に成功していた。

 樫村助教らは、雲の流れをスーパーコンピューターでシミュレーションし、金星の高度60~65キロを流れる気流が、南北の温度差を解消するために吹く偏西風の「寒帯ジェット気流」と同じ現象だと突き止めた。

 この現象と、渦状の大気の流れが関係することで、北半球と南半球にそれぞれ長さ約1万キロ、幅数百キロの筋状の雲が発生しており、金星特有とみられるという。(井上 駿)

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