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 三宮再整備を巡る神戸市の神戸文化ホール移設計画素案が、見直しを迫られている。現在、市営地下鉄大倉山駅前にある大ホールと中ホール(同市中央区楠町4)を移転とともに別々に設置し、利用者の往来で地域の集客効果を高めたい市側に対し、市民や市議会からは利便性の高い近接した場所での設置を求める声が噴出。大ホールが入る高層ツインタワー1期ビルに隣接する同2期ビルに新たな多目的ホール(700席程度)を設ける案が浮上している。今後、有識者らによる検討委員会での議論を踏まえ案を固める。(石沢菜々子)

 市は神戸文化ホールの老朽化に伴う移転計画で、検討委を設置。議事内容を毎回公開し、市民からも意見を募ってきた。

 検討委が昨年8月にまとめた素案では、都心部に新たな人の流れを作るため、1期ビルに大ホール(1500席以上)を入れ、区民ホール(500席程度)も併設。ウオーターフロント地区への動線上にある市役所2号館新庁舎に中ホール(約700~900席)を配置するとしていた。

 これに対し、大、中ホールの併設を求める声が相次いだ。新たな中ホールには関西の音楽芸術拠点として音楽専用にする方針が盛り込まれたため、長年、中ホールを利用してきた演劇関係者らも反発。昨年末の市議会の委員会でも与野党議員から「わざわざ分ける必要があるのか」「演劇向けのホールも確保すべきだ」といった批判的な意見が出た。

 こうした状況を踏まえ、市が新たな案を検討。1期ビルでの大、中ホールの併設はスペース上難しいため、西隣の2期ビルに演劇も含めた多目的の中ホール(700席程度)を新設し、区民ホールを兼ねる。検討委の素案を生かし、音楽専用ホールの計画案は残す。1期ビルは2025年度、2期は29年度の開業予定となっており、2期の計画が決まれば、現在の中ホールの使用期間も延長するとみられる。

 同市文化交流部は「さまざまな意見を踏まえ、使い勝手の良いホールになるよう、あらゆる角度から検討していく」としている。

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