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 サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸が今季から本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)の主催試合において、チケット代や飲食費など全ての支払いをキャッシュレス決済とすることが9日、クラブ関係者への取材で分かった。プロ野球を含め、スタジアム単位で完全キャッシュレス化に踏み切るのは国内初とみられ、クラブは現金不要とすることで混雑緩和を狙う。

 J1神戸の親会社楽天は自社でキャッシュレス決済のサービスを展開。昨年12月には神戸市と同決済の推進を図る包括連携協定を結んでいる。

 試合に合わせて屋外に並ぶ売店も対象とし、チケットや飲食費のほか、グッズの購入も、スマートフォンを使った決済サービス「楽天ペイ」や電子マネー「楽天Edy(エディ)」、各種クレジットカードなどを使って支払ってもらう(図参照)。

 神戸は昨季、ノエスタで公式戦21試合を主催し、昨年7月の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)の合流後はチケット完売が相次ぎ、1試合平均約2万4800人が観戦。グッズが並ぶ売店などに長い列ができた。

 課題解決に向け、選んだのがキャッシュレス化だった。国内の現金以外の決済比率は20%程度とされ、J1神戸の主催試合も約10%にとどまるというが、関係者は「小銭を探す手間やお釣りの受け渡しの時間が省け、よりスムーズな会計ができる。日本のキャッシュレス決済の拡大も後押ししたい」としている。

 主催試合の開催日にはスタジアムに手続きを支援する専用窓口を設け、事前入金型のEdyカードの貸し出しや販売をして現金しか持ち合わせていない応援客に対応する。同スタジアムである女子サッカーやラグビーの試合はこれまで通り現金が使用できる。(有島弘記)

【キャッシュレス決済】商品などを購入する際、紙幣や硬貨といった現金を使わずに支払うこと。クレジットカードや事前入金の電子マネーのほか、クレジットカードの情報をスマートフォンのアプリに登録し、スマホをかざすだけで決済できる仕組みなどがある。

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